いきいきとした酸と口当たりの良いソーヴィニヨン・ブラン100%の爽やかな白ワイン。サラダや手軽な前菜と良く合います。
生産者 デ・ハーン・アルテス
産地 スペイン/カスティーリャ・ラ・マンチャ
品種 ソーヴィニョンブラン100%
色 白
味わい 辛口
ビオ情報 ビオロジック、ヴィーガン
年間生産量 100,000本
醸造・熟成 ステンレスタンク熟成
受賞歴
容量 750ml
《生産者情報》
デ・ハーン・アルテスは2006年、イギリス人で元ワインバイヤーのラファエル・デ・ハーン氏により設立されました。スペイン全土のワインを対象に自らの目利きでワインをプロデュースし、プレゼンテーションまでを完結したクオリティワインを販売しています。ハーン氏はより畑に近い仕事を志して2001年にイギリスからバルセロナに移住。そこで仲介業から身を興し、やがて経験を活かしたワイン造りへと事業を発展させていきました。
取り扱うワインの大半はコストパフォーマンスに優れ、毎日手に取りやすいワインであることを大切にしています。デ・ハーン・アルテスは費用のかかる醸造施設や大量生産に掛かる間接費用などを持たないため、費用を抑え、競争力の高い価格のワインを提供することができます。ワイナリーの基準点は常に「品質対価格」と言う点に置かれています。お客様がワインの価格を聞いた際に驚く顔を見るのが大好きなのです。評価誌で「20ドル以下のベストバイ」や「15ユーロ以下のベストワインリスト」などにも常にランクインしていることがそれを物語っています。何よりも難しくそして何よりも大切なことは、オークションで落とされる途方もなく高いワインを造るより、素晴らしい高品質のワインを毎日楽しめる手の届きやすい価格で提供することだと考えています。
デ・ハーン・アルテスでは所有する全ての畑でオーガニック認証を取得しており、ワイン造りの過程で動物性の物質は一切使用せず、ヴィーガン認証も取得しています。それに加え、近年ワイナリーでは生物多様性やサステーナビリティの促進のため、地球環境に配慮した取り組みに力を入れています。ワイナリー周辺の生態系を豊かにすべくこれまでに80種以上の植物を植え、土地固有の動植物が快適に暮らせる環境を造り出しています。また、現時点で施設で使用する電力の約80%を太陽光発電でまかなっており、数年以内にCO2排出量を実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル」の達成を目標に掲げています。
これらの真摯な取り組みが評価され、2019年にはスペイン国内のコンクールで「ベスト・オーガニック・プロジェクト賞」を受賞しました。プライベートでも地球環境に配慮した生活を送るハーン氏ですが、「ワイン造りとワインの流通において私たちが下す全ての決断が【地球環境を守る】という理念と一致していなくてはなりません」と語っています。