ロミオとジュリエットの舞台であるヴェローナの生産者のワイン。「永遠の愛」という意味があり、醸造家の地元愛から命名されました。有機栽培のブドウから造られた辛口白ワインです。
生産者 レ・ヴィッレ・ディ・アンタネ
産地 イタリア/ヴェネト
品種 ヴィオニエ/シャルドネ/ガルガネーガ
色 白
味わい 辛口
ビオ情報 ビオロジック
年間生産量 50,000本
醸造・熟成 ステンレスタンク
受賞歴
容量 750ml
≪生産者情報≫
レ・ヴィッレ・ディ・アンタネはイタリア北部、ヴェネト州で最も有名な街の一つ、ヴェローナに位置しています。この地で古くからブドウ栽培農家を営んできた家系の、ルチアーノ・サンカッサーニ氏が2011年に設立した新しいワイナリーです。
サンカッサーニ家は1900年初頭からこの地で、数世代に亘りブドウ栽培を行っていましたが代々いつか自身のワイナリーを持ちたいと思っていました。混沌とした時代の流れから100年の時が経ち、ついにルチアーノ・サンカッサーニ氏が友人のダヴィデ・デガーニ氏と共にヴェローナでワイナリーを設立。現在は自社畑と契約畑を合わせて約45haのブドウ畑からワインを造っています。
設立後、まだ間もないワイナリーですが、有機栽培に力を入れ、最新の醸造技術や太陽光パネルを利用した装置を使うなど環境に配慮したワイン造りに取り組んでいます。醸造所は綺麗に管理され、非常に美しく整理されたセラーを完備しています。オーナーのワイン造りへの細やかな配慮や情熱が感じられます。
イタリアには多くの愛し合う二人の永遠の愛を表現した古典文学があります。シェイクスピアによる戯曲、『ロミオとジュリエット』。詩人ペトラルカによるラウラへの永遠の愛を描いた『カンツォニエーレ』。詩人ダンテが『神曲』の中で描くベアトリーチェへの情熱愛。彼らの愛の物語は愛情、情熱、人々の想いを見事に表現しているようにこのワインは生産者の、生まれ故郷への愛を形にした作品です。フレッシュな果実味にあふれ、森の香りや、野性味のあるベリーの甘さが広がります。フルーティーな果実味とスパイス感が楽しめ、まろやかな口当たりからアフターに長い余韻が続いていく個性的なワインです。