綺麗に熟した繊細な柑橘果実のアロマやほのかな酵母香が漂う、南アフリカ産の瓶内二次醗酵ワインです。ムース状のきめ細かな泡と熟した柑橘系の果実味を持つ洗練された味わいが特徴です。
生産者 グラハム・ベック・ワインズ
産地 南アフリカ/ウェスタンケープ
品種 シャルドネ 51%/ピノ・ノワール 49%
色 白
味わい スパークリング 辛口
ビオ情報 サステーナブル農法
年間生産量 600,000本
醸造・熟成 手摘み/ステンレスタンク醗酵/タンク内 6カ月、瓶内 18カ月
受賞歴 サクラ・アワード 2016 金賞|2014 金賞/「ティム・アトキン 2018南アフリカワインリポート」 90点/「ティム・アトキン 2017南アフリカワインリポート」 91点
容量 750ml
≪生産者情報≫
南アフリカで最も有名にして、世界に誇る高品質スパークリングワインとして、多くの賛美を浴びてきたグラハム・ベック。良質なピノ・ノワールとシャルドネの産地として有名な産地に農場を購入、1991年より生産をスタートさせました。南アフリカ産スパークリングとして、初リリースから毎年高い評価を獲得。南アフリカで最も多くの賞を受賞してきた生産者として知られています。恵まれた日照量が育む奥深い複雑味と果実味、それであってフレッシュさが際立った瓶内二次醗酵によるスパークリングワインです。
醸造家ピーターの身体を流れる血は「泡」で出来ている、とワイン関係者が語るほどスパークリングワインの生産を天職にしてきた南アフリカを代表する泡の重鎮的存在です。マムやモエ・エ・シャンドン等シャンパーニュを代表する蔵を含め多くの蔵でワイン造りを経験。今でも、何度もシャンパーニュに赴き理想とする「パーフェクトな泡」を追求し知識を養っています。シャンパーニュでは研究論文の発表も行い、シャンパーニュの発展にも貢献しています。
独特のテロワール「ロバートソン」。ウエスタン・ケープの中で最も濃度の高い、そして世界でも最も古い石灰岩質土壌を有するシャルドネの銘醸地です。赤い頁岩や砂岩質、シストの混ざった風化した花崗岩質土壌の上に茶褐色の古生代の石灰質土壌が広がる地区で、天然の良質で素晴らしい酸が備わったワインが生み出されます。南アフリカでは3月頃にヒートウェーブ(熱波)が訪れることもありますが、スパークリングワインの収穫は1月前半から行われます。ロバートソンは比較的熱い地区ですが、逆にスパークリング用ブドウの栽培には大変適しており、熱波が訪れる前に十分に成長した酸の乗った美しいブドウを収穫することが出来ます。
酸化を防止しフレッシュさを保ち、且つ繊細な泡を産み出す事を目的に収穫後ブドウは30分以内にプレスを行います。
約4時間かけて優しく段階的にプレスを行い新鮮でテロワールが美しく現れたぶどうジュースを搾り出します。こうして収穫毎に圧搾され、細かくキュヴェを分離・醗酵。各ワインスタイルに最適なブレンドを行いワインを産み出します。
また醸造設備は全て本場シャンパーニュから取り寄せ、南アフリカにあって本場シャンパーニュと同じ条件下で醸造を行うことが可能となりました。
南アフリカに存在するシャンパーニュと言っても過言ではないでしょう。